中小企業者のデジタル化の推進

プロモーションのデジタル化(2)Googleビジネスプロフィール活用

ローカル検索の最適化でローカルビジネスと地元客をつなぐ。

WEB戦略で、まず最初に抑えなければいけないのは「Google対策」です。近年、お店を探す人の8割がGoogle検索を使用していると言われており、今この時も、皆さんのビジネス利用対象者は、スマートフォンを片手に欲しい情報を探して(検索して)います。

Google検索を行った場合、検索結果は右図のように、お店の情報が集まっているGoogleマップの「上位3つ情報」が上に表示され、その下に「WEBサイトの情報」が何十ページにも渡り表示される仕組みになっています。
また、表示される順番は、Googleアカウントに自身が追加した個人情報やWeb上での行動履歴、クリックした広告などからGoogleが推定した興味関心に基づいて決定されるのですが、ファーストビューで表示される検索結果が、多くの人の意思決定に影響を与えてい事はいうまでもありません。

その為、集客を増やすためには、Google上の多くの店舗情報の中で、より皆さんのお店が選ばれるようにすることと、ファーストビュー(上位3位以内)で表示されるよう対策を行う必要があります。

Googleビジネスプロフィールとは

Googleビジネスプロフィールとは、Googleマップに表示される企業や店舗情報で、Google内にビジネスプロフィールを無料で作成でき、Google検索およびマップで検索したユーザーを新規顧客に変えることができます!

情報、写真、特典、投稿などで、それぞれの顧客にあわせた情報やサービスを提供することが可能となっており、ユーザーはお気に入りの店舗を見つけた場合、ここから直接予約の電話をかけたり、店舗までの道順がナビゲートされるなど、集客を勝ち取るまでに必要不可欠なツールが準備されたビジネス情報ページとなります。

Googleマップ戦略で販促のDX化!検索上位表示

地元客やインバウンドの集客にはとても重要なGoogle対策。では、どのようにすれば表示される頻度を最大化し、Google上の多くの店舗情報の中で、より皆さんのお店が選ばれるようにすることができるのでしょうか?

まずは、ビジネスのオーナー確認を行いビジネス情報を正確に掲載します。検索語句との関連性が十分に高いものが表示されるため、ビジネス情報の内容が充実しているほど、検索語句と一致しやすくなります。そして、写真の掲載、クチコミの管理と返信、商品の追加、最新情報や特典の投稿などを最新の状態を保つようにするため、定期的に必ず更新します。
ビジネスがどれだけ広く知られているかを指す「視認性の高さ」も重要です。ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も視認性の高さに影響し、クチコミ数とスコアもランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなります。

このような対策を、Googleマップでの上位表示を目指す「MEO対策」といい、ローカルSEOとも呼ばれています。ビジネス情報や店舗情報を検索アルゴリズムに沿って最適化し、ローカル検索において上位表示させる仕組みとなます。

弊社がMEO対策でサポートさせていただいている某エアコン専門店などは、「熊本 エアコン工事」などの集客に繋がる複数キーワードにおいて上位を占めており、Google検索にて工事や清掃の受注を多く請けており、Googleマップ戦略で販促のDX化に成功しています。
皆さんご自身でもできる上記の対策を今日から行い、販促のDX化に繋げてください。

神山三郎

神山 三郎

こうやま さぶろう

株式会社リンキット 代表取締役